
アメリカ合衆国アリゾナ州「デビスモンサン空軍基地」でモスボール状態のターボプロップ哨戒機「P-3(オライオン)」を再生し現役復帰させるまでを追ったロッキード・マーティン社の公式映像です。デビスモンサン空軍基地は飛行機の墓場として著名な「モハーヴェ空港」同様、乾燥した気候を利用し多数の軍用機が補修用の部品取り、標的機用、他国へ売却等の為保管されています。映像の機体は米海軍ジャクソンビル航空基地で運用していたP-3C(S:N/158920)で同社の工場で主翼とエンジンの換装、アビオニクスの改修作業の他、職員のインタビューが収められています。最終的に12機のP-3Cがデビスモンサン空軍基地から同様の改修作業の後、台湾へ輸出されることになっており、1号機は2012年に台湾に輸送済みで2015年8月までに全機納入する予定です。