
2013年2月20日、アメリカ国防総省はロッキード・マーティン社と『F-22(ラプター)』のアップグレード事業契約の締結を発表しました。契約金額は69億ドル(約6,400億円)、改修作業は「インクリメント3.2A」「インクリメント3.2B」の複数の段階からなる長期的なもので2023年2月20日までに完了を予定しています。米軍では軍事予算強制削減や3軍が調達を予定しているF-35の予定配備時期とコスト増加により、連鎖的に戦略計画の見直しが生じており、既存機材の耐用年数延長と性能改修が急務となっています。