
2012年11月13日、中国珠海で開催されている「第9回中国航空・宇宙展覧会」において中国商用飛機有限責任公司(COMAC)が開発中の新型国産旅客機「C919」が50機受注したことが発表されました。発注したのは河北航空投資集団有限公司と幸福航空が各20機、米ゼネラル・エレクトリックの子会社のGEキャピタル・アビエーション(GECAS)が10機です。これで、中国産中・大型航空機の供給先は15社、受注累計は380機になり、採算ラインである300~400機に到達したことになります。また、COMACは1991年に経営破綻した米航空会社イースタン航空の再生支援で暫定合意を結んだことを明らかにしています。