
パトルーラ・アギラは1985年7月4日に結成されたスペイン空軍のアクロチーム。同国航空メーカーCASA社製「C-101(アビオジェット)」練習機7機を使用し、世界各地のエアショーに参加しチリやホンジュラスなどC-101の輸出へ貢献しています。パイロットは空軍アカデミーの教官が勤め、機体サポートもCASA(現:EADS)の専属技師が従事しています。飛行マニューバは他ヨーロッパチームと比べて低速ながら7機による編隊飛行で安定性に優れる優美な演技を得意としています。パトルーラ・アギラはスペイン国内のほか、ヨーロッパ諸国のエアショーを中心にアクロバット飛行を行っており、セビリア万国博覧会やバルセロナオリンピックでも展示飛行を行っています。