B787

ボーイング、台湾「エバー航空(EVA Airways)」より787-9/10・777-300ER計26機受注。カタログ総額80億ドル(約2600億台湾ドル)

EVA-Airways787

2015年11月24日、ボーイングは台湾の航空大手「エバー航空(EVA Airways)」より同社の次世代旅客機787-9を4機、787-10を20機の計24機、777-300ERを2機受注したと発表しました。カタログ総額80億ドル(2,600億台湾ドル)日本円で約1兆円となり、台湾の航空会社が一度に購入を決めた機体数としては過去最多。787型機の導入は台湾の航空会社として初めてとなり787−10型機のローンチカスタマーの1社に確定。 エバー航空では既存のA330-200、747-400の機材更新・増備を進めており、2017年から2022年にかけて引き渡される見込み。

全日本空輸(ANA)、ボーイング「787-10」「737-800」エアバス「A321ceo」「A321neo」計15機発注。カタログ総額22億ドル(約2590億円)

ana747a320neo

2015年1月30日、日本のフラッグキャリア「全日本空輸(ANA)」を傘下に持つANAホールディングスはボーイングとエアバスの旅客機4機種計15機の発注を発表しました。内訳はボーイング787-10が3機、737-800が5機、エアバスはA321ceoが4機、A321neoが3機のカタログ総額22億ドル(約2590億円)。787-10を国内の航空会社で導入するのはANAが初めてとなり、787ファミリー全3機種を運航するのもアジア初となります。737-800は2015年に、A321ceoは2016年、787-10は2019年~2020年、A321neoは2020年~2021年頃に国内線に導入する計画で、今後増加を予定する首都圏空港(羽田・成田)に対応します。

ボーイング、スペイン「エア・ヨーロッパ」より787-9を計14機受注。カタログ総額36億ドル(約4,300億円)

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2015年1月15日、ボーイングはスペインの「エア・ヨーロッパ」より787-9を計14機受注したことを発表しました。カタログ価格で総額36億ドル(約4,300億円)の契約となり、ボーイングがスペインの単一航空会社から受注した金額としては最高金額となります。受注自体は12月に行われましたが匿名顧客としてオーダーブックに記載されていました。同社はこれまでに787-8を8機発注しており、今回と合わせ計22機の787ファミリーは長距離路線に投入され機体年齢の高いA330-200から順に置き換えられます。搭載エンジンはロールス・ロイス「トレント1000」を選択、2016年内に787-8初号機を受領予定。

ファーンボロー国際航空ショー2014、ドリームライナー長胴型「ボーイング 787-9』ハイマニューバ・デモフライト動画

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英国南部のハンプシャー州で開催中の「ファーンボロー国際航空ショー2014」で披露されたドリームライナー長胴型「ボーイング 787-9』のデモフライト動画です。ボーイング社がエアショーに出展した機体は787-9型機の飛行試験1号機(N789EX)。7月14日から5日間、地上での展示とともにデモ飛行を実施します。デモフライトは乗客が搭乗した定期便では使用されない機体性能を引き出した急上昇、軽快なピッチング、タッチアンドゴー等を披露し、同機の優れた高機動性(ハイマニューバ)は会場で大きな話題となりました。

ボーイング、ドリームライナー長胴型「787-9型機」FAAとEASAより型式証明取得。初号機デリバリー最終段階

boeing787-9

2014年 6月16日、ボーイングは開発中のドリームライナー長胴型「787-9型機」が米連邦航空局(FAA)および欧州航空安全局(EASA)より型式証明を取得したことを発表しました。これにより、787-9ドリームライナーは、ローンチカスタマーであるニュージーランド航空への初号機デリバリーに向けた最終準備に入ります。787-9開発プログラムは、5機のテスト機を使用し地上強度試験や飛行試験を実施し約1,500時間以上のフライトテスト完了。FAAとEASAは商用航空法に準拠し、安全性と信頼性の高い機体であることを証明する型式設計変更(ATC)を発効しました。本来初号機の引き渡しは2010年を予定していましたが、基本型の787-8型機の遅れとバッテリートラブルにより型式証明取得が約4年間の遅れていました。

ロールス・ロイス感謝フライト。ブリティッシュ・エアウェイズ「ボーイング787」スピットファイア編隊飛行映像

Boeing-787-Dreamliner

ブリティッシュ・エアウェイズが2013年8月にイギリスを代表するエンジンメーカー「ロールス・ロイス PLC」へ慣熟飛行を兼ねた感謝フライトを実施し、同社のボーイング787とスピットファイアPR Mk.XIX (G-RRGN)が編隊飛行を行った際の映像です。映像のスピットファイアはサウサンプトンで生産され第二次世界大戦末期1945年1月13日に大英帝国空軍に実戦配備された「ロールス・ロイス グリフォン65」エンジンを搭載する高高度写真偵察機タイプ。1990年代にロールス・ロイスが入手し企業用デモ機として運用しています。ブリティッシュ・エアウェイズが新たに導入する787搭載エンジンは「ロールス・ロイス トレント1000」、A380は「トレント900」を選択し運用しており、2社の強い関係と製造に携わったスタッフに感謝を込めロールス・ロイス「ダービ工場」上空を飛行しています。

ANAホールディングス、ボーイング・エアバスへ5機種計70機の発注を同時決定。カタログ総額166億米ドル(約1兆7000億円)

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2014年3月27日、ANAホールディングスはボーイング社とエアバス社へ旅客機5機種、計70機の材発注を締役会で決定したことを発表しました。発注内訳はボーイング777-300ER型機6機、開発中の777-9X型機20機、787-9型機14機。エアバスからは小型機のA320neo型機7機、A321neo型機23機です。エアバス機のエンジンはいずれも米プラット・アンド・ホイットニー製PW1100G-JMを選定。カタログ総額は166億米ドル(約1兆7000億円)で、1回の発注としては同社で過去最大規模となります。自社購入やリースなど導入形態は今後検討を進めていく方針。発注機材は2016年度~27年度にかけて順次導入されます。

エア・インディア「ボーイング787-8(ドリームライナー)」エバレット工場最終組立塗装動画

787airindia

インド国営航空会社「エア・インディア」用「ボーイング787-8(ドリームライナー)」のエバレット工場最終組立塗装動画です。エア・インディアでは5社目のカスタマーとして当初787-8型機を27機発注していましたが経営状況の悪化と度重なる787型機のトラブルを受け、2013年1月時点で保有する同型機を全機リースバック形式で売却を決定。よって映像の納入初号機は今後別会社のカラーに変更されることになります。

ボーイング、ドリームライナー長胴型1号機『787-9(N789EX)』ファーストフライト映像

787-9-fistflight

2013年9月17日、ボーイングは同社の新鋭中型ジェット旅客機「ボーイング 787(ドリームライナー)」長胴型787-9(N789EX)の初飛行を無事終え、2014年半ばに予定している認証取得とデリバリーに向けてフライトテストを開始したことを発表しました。初飛行は午前11時02分(現地時間)に米ワシントン州エバレットのペイン・フィールドを離陸、午後4時18分(同)にシアトルへ着陸し5時間16分間の初飛行を成功裏に終えています。操縦を担当したのは787-9型機シニア・プロジェクト・パイロットのマイク・ブライアンと787型機チーフ・パイロットのランディ・ナヴィルで、離陸後は北方にルートを取り、最高度20,400フィート(6,218メートル)まで上昇、最高運航速度も時速250ノット(時速463km)を記録しました。

ボーイング、『厦門航空』より787-8を計6機受注。カタログ価格総額13億ドル(約1,270億円)

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2013年8月26日、ボーイングは中国『厦門航空』より787-8を計6機受注したことを発表しました。カタログ価格で総額13億ドル(約1,270億円)の契約となります。厦門航空は中国で唯一、運用機材をボーイング社製に統一しており、787は737、757に続き3機種目。主に中国国内218路線に就航し、バンコク、シンガポール等近距離国際線26路線を運航。2014年に就航する787により、同航空は福建省からヨーロッパ、北アメリカやオーストラリアへ広げ、国際路線を拡大する計画です。
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