
第二次世界大戦中マーティン社が開発した中型爆撃機「B-26(マローダー)」の製造工場記録映像です。同機は極端な高翼面荷重の為、着陸速度が200kmを超え操縦が難しく事故の多い機体でした。一時は製造中止になり、乗員には未亡人製造機と呼ばれて敬遠されましたが、高速、重武装かつ防御力の優れた爆撃機として、ヨーロッパ戦線では高い生還率を誇りました。映像は1941年と日本が真珠湾攻撃を行い太平洋戦争が勃発した年ですが米国の高度に機械化された当時の工場が確認でき、基礎工業技術力の高さを物語っています。
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