
MiG1.44は、ソ連空軍向けにミコヤン・グレヴィッチ(MiG)設計局が開発した、第5世代ジェット戦闘機にあたる1.42の概念実証機。1.44という名称はロシア空軍に正式採用されていない単なる設計局の試作機であることを示しています。1.44は資金不足で飛行もままならず、公表されている情報も非常に少ない機体です。ロシア空軍ではスホーイの開発するPAK FA(T-50)に開発資金を集中させる方針であり、より実戦向きの1.42を開発できる可能性はありません。
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