
2013年1月17日、米エンジンメーカー大手「プラット・アンド・ホイットニー(P&W)」社は米空軍のステルス戦闘機F-22(ラプター)用搭載エンジン「F119-PW-100」の最終507号基を納入したと発表しました。同日コネチカット州ミドルタウンのエンジン・センターにおいてF-22生産に携わるロッキード・マーティン、ボーイング、P&W、空軍の関係者よる完納記念式典が実施されています。F119-PW-100は世界初の第5世代戦闘機用実用ターボファンエンジンとして開発され、スーパークルーズ、推力偏向ノズルを実現した傑作エンジンであり、現在開発中のF-35(ライトニングⅡ)に搭載されるF135エンジンのベースにもなりました。