
2013年3月1日、米歳出強制削減が施行されました。これにより空、海軍では前線部隊や操縦者養成費用を捻出する必要性から、広報イベント等での飛行をキャンセル、再検討することを決定。米空軍ではアクロバットチーム「サンダーバーズ」が全国38箇所、60以上の予定を全てキャンセル、F-22デモフライトの中止、スポーツや式典イベントでのフライオーバーも中止されます。来日も予定されていた「アジア・パシフィック・ツアー」も現状ほぼ不可能となる可能性が高いと見られます。海軍では現在のところ全てではないとしていますが、4、5月に予定されていたジャクソン、ミシシッピで開催予定だったエアショーの中止を決定しており、状況により以降の中止も検討されています。米国のエアショーは世界中から観光客が訪れる一大産業であり、両アクロバットチーム目当てのファンも多く、本格シーズン目前の中止は観光、ホテル、航空業界等多岐にわたる影響が懸念されています。