
2013年2月14日、米航空大手第3位の「アメリカン航空」の親会社AMRと同5位の「USエアウェイズ」が合併計画を発表しました。実現すれば輸送実績(有償旅客距離)では現在首位のユナイテッド・コンチネンタルを2%上回り、世界最大の航空会社が誕生することになります。合併は13年7~9月を目指し、新会社はアメリカン航空の名を冠します。航空連合はアメリカン航空や日本航空(JAL)が加盟する「ワンワールド・アライアンス」に残留し、USエアウェイズが加盟中の「スターアライアンス」からは脱退する見通しです。正式統合には規制当局や米破産裁判所の承認が必要となり、承認後も両社の予約システムや業務規定の融合が今後の課題となります。