ロシア、沿海地方南部にある都市「ウスリースク」にある「ヴォズドヴィジェンカ空軍基地」。ソ連崩壊により廃墟と化した同基地は旧ソ連、第444重爆撃機航空連隊の可変翼爆撃機『Tu-22M(バックファイア)』が30機程放置されています。インテイクの形状から比較的新しいM3型ですがエンジン等精密部品は外され、長年野ざらしの為保存状態は悪いのが確認できます。基地周辺の宿舎団地には現在も人が住んでおり、滑走路は住人の駐車場となっている等特にアクセスが制限されている訳ではない為写真撮影は可能ですが、周辺はマフィアの活動が盛んな地域として有名なのと、閉鎖されたとはいえ軍が外国人の立ち入りを許可している訳ではないことを留意。