
2015年4月13日、ボーイング社とロッキード・マーティン社の合弁会社「ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(United Launch Alliance)」は次世代純国産ロケット「バルカン(Vulcan)」を発表しました。ULAは「バルカン」に搭載予定の再利用可能な新型エンジンとブースターの開発を進めており、試験機打上げは2019年、2023年までに実用化を目指す。バルカンは発射後、燃焼終了と同時に第1エンジン部分を切り離しパラシュート降下、空中でヘリコプターが回収することで再利用します。最も製造費用が掛かるエンジンを再利用することで1回の打ち上げコストを1億~2億ドル削減することを目標としています。ULAでは将来的に宇宙旅行向けの商用宇宙船にも応用を検討しています。