ミコヤン・グレヴィッチ

ソビエト連邦高速レシプロ戦闘機ミコヤン・グレヴィッチ「MiG-3」ムルマンスク湖引上げ、復元作業・テストフライト【写真19枚】

MiG-3_Restoration

第二次世界大戦中ソビエト連邦「ミコヤン・グレヴィッチ設計局」が開発した高速レシプロ戦闘機「MiG-3」のムルマンスク湖引上げ、復元作業やテストフライトを撮影した写真です。MiG-3はミグの名を最初に冠した「MiG-1」に液冷エンジン「ミクリンAM-35A」に換装、補助燃料タンクの増設と安定性を高め約3,000機以上が生産された高々度戦闘・偵察機です。近年ダイバーがロシア北西部ムルマンスクの湖に比較的状態の良い大戦時代の戦闘機を発見し、ロシア国内の愛好家が基金を設立後引上げ、復元作業を行いました。再使用できた部品はごく僅かですが当時の仕様や塗装を確認できる貴重な機体として復元に重宝されています。復元に際し一部フレーム材やコクピットの換装を行い型式証明を取得。今後ロシア国内のエアショーや展示会に参加を予定しています。

ロシア航空機製作会社「ミグ(RSK MiG)」半完成機在庫置き場、インド空・海軍向け「MiG-29(フルクラム)」組立・改修工場【写真59枚・動画1点】

MiG-29K__Factory

ロシア航空機製作会社「ミグ(RSK MiG)」の半完成機在庫置き場と隣接するインド空・海軍向け「MiG-29(フルクラム)」組立・改修工場を撮影した写真です。工場はロシア・モスクワ州南東部の都市「ルホヴィツィ」の所在し、ソ連時代に大量生産された完成・半完成機と部品が在庫置き場として閉鎖した製造ラインに大量に保管されています。部品は1980年台からソ連崩壊までに製造された古い機材が多く、中には次期練習機として不採用となったMiG-ATも確認できます。最盛期には数十万人を雇用しソ連を代表する巨大工場でしたが現在はロシアとインド空軍機のレーダー・アビオニクス換装、寿命延長等の近代改修作業とインド海軍向けMiG-29K組立を細々と進めています。2012年3月にはロシア海軍より「MiG-29K」が2014年4月15日には「MiG-29SMT」16機受注しており、徐々に財政状態は改善してきています。

ロシア航空機製作会社「MiG(ミグ)」、ロシア連邦国防省より「MiG-29SMT」16機受注。総額167億ルーブル(約481億円)

MIG-29SMT_order

2014年4月15日、ロシア航空機製作会社「MiG(ミグ)」はロシア連邦国防省より「MiG-29SMT」16機受注したことを発表しました。受注総額は167億ルーブル(約481億円)、契約はユーリ・ボリソフ国防副大臣とセルゲイ・コロトコフ事務局長によって署名。既存機であるMiG-29SMの支援機材や3年間の追加サポートが含まれています。当初ロシア空軍ではMiG-35を2014年から37機を調達する予定でしたが財政上の問題から2016年以降に延期され、代替としてMiG-29SMTが採用されています。

閉鎖された「MiG(ミコヤン・グレヴィッチ)設計局」試作機製造工場『セクション8623』【写真26枚】

Section8623

現在は主要戦闘機の生産を停止し、在庫置場となっているMiG(ミコヤン・グレヴィッチ)設計局(現株式会社)の試作機製造工場『セクション8623』の写真です。モスクワ郊外の同工場では主力製品であるMiG-29戦闘機の他、ソ連軍次期練習機として開発された「MiG-AT」の試作機が少数生産されていましが、ソ連崩壊の混乱により工場自体操業が維持できなくなり、MiG-ATもヤコブレフ設計局のYak-130選定競争に敗れたことで生産途中のまま工場が閉鎖されています。写真では埃をかぶった部品や組立て途中のまま放置された複数のMiG-ATが確認できます。

閉鎖された「MiG(ミコヤン・グレヴィッチ)設計局」試作機製造工場『セクション8623』【写真26枚】

Section8623

現在は主要戦闘機の生産を停止し、在庫置場となっているMiG(ミコヤン・グレヴィッチ)設計局(現株式会社)の試作機製造工場『セクション8623』の写真です。モスクワ郊外の同工場では主力製品であるMiG-29戦闘機の他、ソ連軍次期練習機として開発された「MiG-AT」の試作機が少数生産されていましが、ソ連崩壊の混乱により工場自体操業が維持できなくなり、MiG-ATもヤコブレフ設計局のYak-130選定競争に敗れたことで生産途中のまま工場が閉鎖されています。写真では埃をかぶった部品や組立て途中のまま放置された複数のMiG-ATが確認できます。

ソビエト連邦、ミコヤン・グレヴィッチ(MiG)設計局第5世代概念実証機「MiG1.44」

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MiG1.44は、ソ連空軍向けにミコヤン・グレヴィッチ(MiG)設計局が開発した、第5世代ジェット戦闘機にあたる1.42の概念実証機。1.44という名称はロシア空軍に正式採用されていない単なる設計局の試作機であることを示しています。1.44は資金不足で飛行もままならず、公表されている情報も非常に少ない機体です。ロシア空軍ではスホーイの開発するPAK FA(T-50)に開発資金を集中させる方針であり、より実戦向きの1.42を開発できる可能性はありません。
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