
2013年12月18日、ブラジル連邦政府は次期戦闘機選定においてスウェーデン・サーブ(Saab)『グリペンNG』を選択したことを発表しました。導入機数は36機、契約には運用サポートやパイロットのトレーニング、フライトシミュレータ、技術移転、産業協力などが含まれており、契約額は総額契約総額45億ドル(約4,680億円)と推定されています。ブラジルの次期戦闘機については、サーブ(スウェーデン)のグリペンNGのほか、ダッソー(フランス)ラファール、ボーイング(アメリカ)F/A-18が受注競争を行っていました。政府は今後サーブと価格の詳細交渉を行い2014年末には契約を結ぶ方針。機体はブラジル国内で組み立てられ、空軍への納入時期は2018年頃を予定し残りの機体は2023年まで順次引き渡されます。