シャトル・ロケット

次世代ロケット、NASA「SLS」・JAXA「H-3(仮称)」エンジンの共同開発を検討。日米の宇宙開発協力が加速

JAXANASA
1 :きのこ記者φ ★ 2013/07/15(月) 09:29:44.25 ID:???0
将来の有人火星探査を担う米航空宇宙局(NASA)の大型ロケットについて、 日米がエンジンの共同開発を検討していることが14日、分かった。 日本の次期大型ロケット「H3」(仮称)のエンジンと基本設計を共通化し、両国で次世代機のコスト削減につなげるのが狙い。実現すれば心臓部のエンジンで米国が日本の技術を採用する初のケースとなり、宇宙開発の日米協力が加速しそうだ。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、共同開発を検討しているのは米国の次世代ロケット「SLS」の上段エンジンと、日本のH2Aロケットの後継機となるH3の2段エンジン。大きさや推力がほぼ同じで共通化が可能とされ、NASAとJAXAが交渉を進めている。SLSはスペースシャトル退役後の有人飛行や物資輸送を担う全長100メートル級の超大型ロケット。NASAは2017年に無人の初号機、30年代に有人火星探査での打ち上げを目指すが、巨額の開発費が米国内で批判を浴びており、費用削減策の一つとして日本との共同開発を検討している。

共同開発案によると、21年以降に打ち上げる有人対応可能な機種の上段に、三菱重工業などが製造するH3の2段エンジンを搭載。 公共事業に自国製品の優先調達を義務付ける規制に対応するため、部品の一部は米国で開発・製造する。このエンジンが火星探査に使われる可能性もある。一方、H3は来年度に開発を開始し、20年の初打ち上げを目指す。国際競争力を強化するため、打ち上げ費用をH2Aと比べて半減させることを目標に掲げている。製造費に占める割合が大きいエンジンを米国にも供給できれば、量産効果でコスト削減が見込める。

日米の宇宙機関は国際宇宙ステーション(ISS)の建設などで協力してきたが、ロケットのエンジン開発で手を組むのは初めてで、JAXA関係者は「実現すれば日米双方に大きな利益となる」と話す。H3の具体的な開発方針は今後、政府の宇宙政策委員会で検討する。

■記事引用元:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130715/scn13071509060000-n1.htm

scn13071509060000-p1
次期の主力となる大型ロケット「H3(仮称)」の想像図



15 :名無しさん@13周年 2013/07/15(月) 09:38:01.48 ID:yZcfTtG+0
H3はコスト削減できるけどペイロードが少し下がるんだっけ?


19 :名無しさん@13周年 2013/07/15(月) 09:41:15.66 ID:Bf3TSaX90
またお金をせびられてるのか


31 :名無しさん@13周年 2013/07/15(月) 09:46:37.90 ID:lc1nLrM10
2段エンジンについては、現行のLE-5も輸出の話があったぐらいだから、
結構実現性はあるだろうな



33 :名無しさん@13周年 2013/07/15(月) 09:47:32.83 ID:fF4e4mFJ0
いいぞいいぞーこういうのもっとやれやれー♪
がんばれーJAXAー



34 :名無しさん@13周年 2013/07/15(月) 09:48:09.11 ID:VG2f/GuPO
NASAの職員もリポビタンDを飲む日が来るのか


オービタル・サイエンシズ社(OSC)「スターゲイザー」、NASA太陽観測衛星『IRIS(アイリス)』空中発射映像

nasa-iris-mission

2013年6月26日、オービタル・サイエンシズ社は米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「IRIS(アイリス)」を搭載する「ペガサスXL」ロケットを、空中発射母機「スターゲイザー」より発射し、28日無事軌道投入に成功したことを発表しました。今回で42回目のペガサス発射ミッションとなるスターゲイザーはカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地を飛び立ち、予定空域をマッハ0.82で巡航。19時27分、高度約39,000フィートで「ペガサスXL」ロケットを分離。5秒後に固体燃料ロケットの点火に成功しました。IRISは紫外線望遠鏡と分光器を搭載し、太陽表面に近い「彩層」の活動を観測します。彩層は太陽内部の活動からエネルギーをコロナに運ぶ接続層とも呼ばれ、地球の気候に大きな影響を与える紫外線の大部分がここで発生しますが、内部のメカニズムについては謎が多く、NASAではIRISを含む3機の衛星でデータ収集を進める計画です。

ソビエト連邦宇宙開発の集大成。ソ連版スペースシャトル『ブラン』バイコヌール宇宙基地打上げ写真【写真39枚・動画2点】

Buran_Photo

ソビエト連邦宇宙開発の集大成であるオービタ(宇宙往還機)『ブラン』の打上げまでを撮影した写真です。アメリカとソ連の2大超大国は冷戦の中、莫大な予算と国の威信を賭け宇宙開発競争を行い1980年代、アメリカは「スペースシャトル」をソ連は「ブラン」を完成させました。形状からスペースシャトルのコピーであるように言われますが、完全無人での帰還能力や打ち上げ方式が異なる等、ソ連独自技術による宇宙往還機です。写真は超大型輸送機「An-225(ムリーヤ)」に搭載する様子や発射台での組立て、関係者の記念撮影、打上げの様子等、当時公開されていなかった貴重な写真が確認できます。自動操縦テスト専用機(1号機)であるブランは1988年11月15日午前3時バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、206分間にわたり地球軌道を周回した後、打ち上げ場所に自動着陸を成功させました。予定では1989年に2号機(ピチューチカ)による打ち上げ、1992年に3号機(バイカル)による有人飛行と発表されましたが、ペレストロイカの混乱と資金難で計画は延期され、1991年にはソ連崩壊により連邦と共にプロジェクトは終焉を迎えます。

ヴァージン・ギャラクティック『スペースシップツー(SS2)』ロケットエンジンによる初の超音速飛行に成功

SpaceShipTwo

2013年4月29日、民間初の宇宙観光事業を手掛ける英ヴァージングループ傘下「ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)」社は同社の宇宙旅客機「スペースシップツー(SpaceshipTwo(SS2)」が搭載ロケットエンジンによる初の超音速飛行に成功したことを発表しました。スペースシップツーは米カリフォルニア州モハーベ空港に母機となる「ホワイトナイト・ツー(WhiteKnightTwo)」に搭載され現地時間午前7時02分に離陸。高度47,000フィート上空で分離し内蔵ロケットエンジンを16秒間噴射、高度55,000フィートに達し飛行速度がマッハ1.2と音速を超え超音速飛行に成功しました。

オービタル・サイエンシズ、新型ロケット『アンタレス』1号機打ち上げ動画

Antares

2013年4月21日、アメリカ航空宇宙局(NASA)とオービタル・サイエンシズ社は、新型ロケット「アンタレス」1号機の打ち上げ試験に成功したことを発表しました。1号機は無人宇宙補給機「シグナス」を模したダミーを搭載しアメリカ、ヴァージニア州ワロップス島「中部大西洋地域宇宙港(MARS)」より打ち上げられダミーの軌道投入に成功しています。今後6月に予定している実機を搭載し本格的な国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションに向け準備を進めます。アンタレスは1段目に旧ソ連で開発されたNK-33ロケットエンジンの改良型「AJ26」を2段目にATK社キャスター120の短縮型「キャスター30」を採用する等、既存技術を活用することで低コストと信頼性向上を目標に開発されました。

『スイス・スペース・システム(S3)』空中発射型小型無人スペースプレーンによる人工衛星軌道投入サービスを発表

Swiss-Space-Systems

2013年3月15日、スイスに2012年に設立された『スイス・スペース・システム(S3)』は空中発射型小型無人スペースプレーンによる人工衛星軌道投入サービスを発表しました。早ければ2017年にも最初の実験機打ち上げを計画しており、既に欧州宇宙機関(ESA)、フランス航空メーカーダッソー等、複数の企業スポンサーを獲得し、フォンカルマン流体力学研究所やスタンフォード大学から技術協力も得ます。既存の技術を最大限に利用し新技術と組み合わせることで、250kg(550ポンド)までの小型衛星を1,050万ドル(約9億9千万円)と、民間打ち上げ市場価格である40~50億円の1/4と低価格を目標としています。

米空軍の無人スペースプレーン『X-37B(OTV-3)』再使用型軌道試験機、アトラス Vロケット打ち上げ映像

X37BOVT3

2012年12月11日、米空軍の再使用型軌道試験機「X-37B(OTV-3)」を搭載したアトラス Vロケットの打ち上げ映像です。フロリダ州ケープカナベラル空軍基地第41施設から午後1時3分、打ち上げられ、約17分後予定軌道にX-37Bを投入に成功しました。X-37Bは航空機と宇宙船の特徴を組み入れた無人試験機で、宇宙探索、リスク軽減、運用概念の開発に向けた再使用型機技術のテストを行っています。同機は数ヵ月間地球周回軌道で各種試験を実施後、大気圏に再突入しバンデンバーグ空軍基地もしくはエドワーズ空軍基地に自動で着陸を予定しています。

スペースシャトル『エンデバー』最後となるアメリカ大陸横断の旅。カリフォルニア科学センターへ向けラストフライト。【写真27枚】

Endeavour_-FinalFlight

引退したNASAのスペースシャトル「エンデバー(OV-105)」がシャトル輸送機に搭載され、フロリダ州ケネディ宇宙センターからカリフォルニア科学センターまでのラストフライトを各地で撮影した写真です。ラストフライトはシャトルプログラムで重要な役割を担った各地にあるNASA施設上空を初め、サクラメント、シリコンバレー、グリフィス天文台、ユニバーサル・スタジオ、ディズニーランド等の米国の象徴的な場所や観光地を飛行。アメリカ大陸を西に横断しロサンゼルスのカリフォルニア科学センターに3日間かけて向かいました。事前に告知されていたため、各地で多くの人が最後となるエンデバーの飛行を目に焼き付けていました。エンデバーは10月30日からカリフォルニア科学センターで一般公開されます。

スペースシャトル「エンデバー」「アトランティス」ケネディ宇宙センターで最後の対面。NASA職員による記念映像。



2012年8月16日、米フロリダ州のケネディ宇宙センター整備工場前で、昨年引退したスペースシャトル「エンデバー」「アトランティス」の2機が対面をした際の映像です。引退したシャトル3機は全米各地で展示されるため、2機が同時に揃う機会はこれが最後でした。映像には長年苦楽を共にしてきたシャトルに職員らが思い思いに記念撮影している様子が写されています。尾部にエンジンカバーを付けられたエンデバーは今年9月中旬、シャトル専用輸送機に搭載され、10月中旬からロサンゼルス「カリフォルニア科学センター」に展示されます。アトランティスは2013年7月の「ケネディ宇宙センタービジターコンプレックス」グランドオープンにあわせて一般公開予定です。

中国初の無人実験機との有人ドッキング実験を行う宇宙船『神舟9号』打ち上げ動画。女性飛行士搭乗も中国では初めて

神舟9号

2012年6月16日、中国で初めて無人実験機との有人ドッキング実験を行う宇宙船「神舟9号」が内モンゴル自治区「酒泉衛星発射センター」から打ち上げられました。神舟9号には空軍パイロット出身の女性宇宙飛行士、劉洋(りゅうよう)氏(33)が男性飛行士2人と搭乗、中国人女性として初めて宇宙に進出します。神舟9号は、昨年9月に打ち上げた無人宇宙実験室「天宮1号」と、有人・手動制御による初のドッキングを試みる予定。成功すれば米国、ロシアに次いで3カ国目となります。
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