2015年6月16日、エアバス・ヘリコプターズはフランスで開催された「パリ国際航空ショー」で次世代大型ヘリコプター開発構想「X6」の立ち上げを発表しました。ローター及び機体各所に最近発表された「H160(X5)」の技術を投入し部品やシステムを部分共有。同社の民間向け大型ヘリとしては初めてとなる操縦系統に「フライ・バイ・ワイヤー」飛行制御システムを採用するほか、最新のマンマシンインタフェース、除氷装置、騒音の低減、燃費や機内の快適性向上を目標とします。
ティルトローター・回転翼機
2015年6月16日、エアバス・ヘリコプターズはフランスで開催された「パリ国際航空ショー」で次世代大型ヘリコプター開発構想「X6」の立ち上げを発表しました。ローター及び機体各所に最近発表された「H160(X5)」の技術を投入し部品やシステムを部分共有。同社の民間向け大型ヘリとしては初めてとなる操縦系統に「フライ・バイ・ワイヤー」飛行制御システムを採用するほか、最新のマンマシンインタフェース、除氷装置、騒音の低減、燃費や機内の快適性向上を目標とします。
2015年06月23日20:00
2015年6月13日、エアバス・ヘリコプターズは同社が開発中の新型汎用ヘリコプター「H160(X4)」が初飛行に成功したことを発表しました。フランスパリ航空ショーでは欧州で初めてのスタティックディスプレイで飛行試験映像を展示しています。 同機はAS365(ドーファン)後継機開発プログラム「X4」として2013年より進められ、エアバス・ヘリコプターズが保有する68の特許技術を統合し、約11.2億ドル(1,345億円)を掛け開発。型式証明取得と運航開始は2018年頃を計画しています。
2015年5月22日、シコルスキー・エアクラフト社は、フロリダ州ウエストパームビーチの開発飛行センターで、同社が開発中の二重反転ローター新型武装偵察ヘリ「S-97(レイダー)」飛行試作1号機が初飛行したと発表しました。初の飛行試験はホバリングと低速性能時の機動試験を実施。パイロットは複合同軸ローターシステムが標準的なヘリコプターである関節式ローターシステムよりも反応性が優れていた事を報告しています。S-97は今後数ヶ月にわたって、飛行エンベロープを拡大し武装偵察や簡易攻撃、特殊操作を含む将来の戦闘活動に不可欠な能力を実証する為、より進歩的な飛行試験に移行します。プロトタイプ2号機は2015年内完成を目標に最終組み立てを実施中で1号機のフィードバックを受け完成度を高め2016年に国内外でデモンストレーション・ツアーを開始する予定です。
2015年3月3日、エアバス・ヘリコプターズ(旧ユーロコプター・グループ)はアメリカ、フロリダ州オーランドで開催された世界最大規模のヘリコプター展示会「ヘリ・エキスポ2015」で、新型汎用ヘリコプター「H160」を発表しました。同機はAS365(ドーファン)後継機開発プログラム「X4」として2013年より進められ、エアバス・ヘリコプターズが保有する68の特許技術を統合し、約11.2億ドル(1,345億円)を掛け開発されました。プロトタイプは3機が製造され、飛行試験1号機の初飛行は今年度中予定。型式証明取得と運航開始は2018年頃を計画しています。
2015年01月17日15:00
ロシア連邦、ウラジオストク北部チェルニゴフカ空軍基地所属の「第11航空軍第319独立ヘリ連隊」Mi-24、Ka-52の訓練風景を撮影した写真です。同基地にはKa-50の複座型最新モデル「Ka-52(アリゲーター)」が2012年より配備が開始され、老朽化が進む武装強化型Mi-24Pからの機種転換訓練とMi-8AMTShによる夜間強襲訓練が行われいます。写真にはB-8V20ロケットポッドに手作業でS-8ロケット弾を装填している様子や機体整備風景を確認できます。
2014年10月2日、シコルスキー・エアクラフト社は開発中の新型武装偵察ヘリ「S-92(レイダー)」プロトタイプ(R/N:N971SK)が完成し、フロリダ州ウエストパームビーチでロールアウト式典を開催しました。同機は過去10年に渡り研究を重ねてきた二重反転ローター実験機「X2」の技術とノウハウを応用し開発された軍用モデルで、巡航速度220ノット(時速約407キロ)以上との2倍以上の高速で飛行可能な次世代ヘリコプターとして2010年より開発がスタート。同社では老朽化が進むアメリカ陸軍偵察ヘリ「OH-58(カイオワ)」の後継機として採用されることを期待しています。
米アリゾナ州フェニックスを拠点とするベンチャー企業「エリュトロン・エアクラフト(Elytron Aircraft)」社が主翼とボックス・ウィングティルト航空機のコンセプトを発表しました。発表した機種は2人乗りスポーツタイプ「Elytron 2S」と乗客7人乗りの旅客機タイプ「Elytron 7S」の2タイプ。両タイプ共に主翼と尾翼を一体としたボックス・ウィング(クローズドウィング)とティルトローター、ティルトウィングを組み合わせた従来に無い機体となる予定です。同社は来年「Elytron 2S」の初飛行を計画しており、ウィスコンシン州で開催された「オシュコシュ・エアショー2014」に製造中の技術デモンストレーターを展示しました。現在は投資家から開発資金を集め実証試験に向け準備段階ですが、順次開発を進め、未だ未発達のティルト旅客機機市場参入を目指します。
2014年07月24日16:00
米テキサス州フォート・ワースを拠点とする新興企業「AVX エアクラフト・カンパニー(AVX Aircraft Company)」は米陸軍「統合多目的技術実証機開発計画(JMR TD)・将来垂直離着陸航空機(FVL)」へ提案する二重反転コンパウンド・ヘリコプターのコンセプトを公開しました。JMR-TDは将来型回転翼機FVL(Future Vertical Lift)構想の元、現在主力の多用途ヘリUH-60(ブラックホーク)AH-64(ア パッチ)攻撃ヘリなどに変わる次世代機開発計画で米国及び同盟国で約4,000機以上の需要を見込んでいます。JMR-TD/FVLプログラムでは「ベル・ヘリコプター&テクストロン」チーム、「ボーイング&シコルスキー」チーム、「カレム・エアクラフト」、「AVX エアクラフト・カンパニー」の4社が技術実証フェイズ1に選定されています。
2014年6月26日、米ヘリコプター開発製造大手「シコルスキー・エアクラフト」は、アメリカ空軍より敵勢力圏内の乗員救出を主任務とする新型「戦闘捜索救難ヘリコプター」の開発契約を受注したことを発表しました。 契約総額は推定12.8億ドル(約1,300億円)。技術・生産開発(EMD)には救助ミッションシステムの開発及び実証機4機の製造、乗員の訓練、メンテナンス研修制度が含まれます。契約にはオプションで1機の追加生産と研修人員の増加が行使でき、初期納入機と訓練は2020年以降開始される予定です。シコルスキーでは輸出を含め最大112機の生産が見込め、将来的に総額79億ドルのビジネスになると期待しています。
2014年05月09日18:30
2014年5月7日、米ヘリコプター製造大手「シコルスキー・エアクラフト」はアメリカ合衆国大統領専用ヘリコプター『マリーン・ワン』更新事業(VXX)を米海軍省より受注し、同社の汎用ヘリ「シコルスキー S-92」が後継機に選定されたことを発表しました。第1フェーズの開発製造契約額は固定価格で12.4億ドル(約1,260億円)。動作テスト、評価試験、システム実証実験用(SDTA)に4機、連邦航空局(FAA)による飛行性能とミッション通信システム技術開発モデル(EMD)・認証用に2機、フライトシミュレータと整備訓練用シミュレータ各1基を2018年までに納入。2023年までに17機の量産機を3ロットで生産し、4段階のフェーズに分け納入する予定です。
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