航空機組立・解体・塗装

アリゾナ「ピナル・エアパーク」旧カンタス航空『ボーイング747-400』解体作業動画

Aircraft-Demolition,-LLC747-400

アメリカ、アリゾナ州マラーナ「ピナル・エアパーク」に保管されていた旧カンタス航空『ボーイング747-400』の解体・リサイクル作業動画です。解体作業を行っているのは航空機解体・リサイクルを専門とする「Aircraft Demolition(エアクラフト・デモリション)」社で、同社では退役した機体を買い取り、使用可能なエンジンやパーツなどを再整備後、世界中のエアライアンへの販売、鉄屑としてのリサイクルを行っています。小型機から戦闘機の他、バラスト用劣化ウランなどの解体も可能な米航空機フリートリサイクル協会(AFRA)の正式な認定メンバーで高い実績を持つ会社です。

スホーイ『コムソモリスク・ナ・アムーレ航空機製造工場』SSJ100(スホーイ・スーパージェット)製造現場【写真71枚】

ssj100

ロシア、スホーイ社の新鋭リージョナルジェット『SSJ100(スホーイ・スーパージェット)』コムソモリスク・ナ・アムーレ航空機製造工場(KnAAPO)の写真です。ハバロフスクに所在する同工場はスホーイ社の基幹工場として約12,000人がSu-30シリーズやSSJを製造しています。工場は胴体や主翼の部品を製造するセクションと協力会社から納入されるエンジンやコンポーネントを集積し最終組立を行う2つの部署に分かれており、写真では合板切り出しから従業員が部品加工や取り付け作業を行っている様子が確認できます。SSJ100は2012年5月9日の墜落事故以降受注が止まっていましたが、原因究明以降回復傾向にあり、オプションを含む現在の受注総数は391機、イタリアやラオス、ロシア等のエアラインに38機が納入され運行しています。

エア・インディア「ボーイング787-8(ドリームライナー)」エバレット工場最終組立塗装動画

787airindia

インド国営航空会社「エア・インディア」用「ボーイング787-8(ドリームライナー)」のエバレット工場最終組立塗装動画です。エア・インディアでは5社目のカスタマーとして当初787-8型機を27機発注していましたが経営状況の悪化と度重なる787型機のトラブルを受け、2013年1月時点で保有する同型機を全機リースバック形式で売却を決定。よって映像の納入初号機は今後別会社のカラーに変更されることになります。

スカイマーク、日系エアライン初導入機体。エアバス『A330-300』1号機(JA330A)組立塗装動画

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日本の航空会社としては初めて、スカイマークが導入するエアバス「A330-300」1号機(JA330A)の組立塗装映像です。導入されるA330の搭載エンジンはロールスロイス「トレント700」、座席数はエコノミー1クラス最大440席をスカイマークは従来のシートを廃止し、全席を広めのプレミアムシートに変更。シートピッチは国内の一般的な標準座席より20cmほど長くし快適性を高めた271席としています。1号機と2号機は2014年2月28日にフランス・トゥールーズで引き渡され3月2日に羽田空港に到着。4月18日から羽田-福岡線に就航を予定しています。就航記念キャンペーンに合わせて客室乗務員がミニスカートの新制服で乗務することが話題となりました。同社はA330を10機発注済みで、全機をリースで導入、2015年8月頃までに那覇・札幌線へ順次投入します。

イリューシン最新大型輸送機『Il-476(Il-76MD-90A)』ウリヤノフスク航空機工場組立写真【写真19枚】

il476

イリューシン設計局が開発した大型ジェット輸送機「Il-76」最新派生型『Il-476(Il-76MD-90A)』がアビアスター社のウリヤノフスク航空機工場で最終組立を行っている写真です。Il-476は新開発された主翼と、燃費・推力が改善された「PS-90A-76」エンジンによりペイロードと航続距離が増加。アビオニクスとコクピットの他、広範囲に設計変更・改修が加えられ性能が大幅に上昇しており、ほぼ別の機体と言ます。開発・製造はイリューシンではなくソ連時代よりAn-124など大型機の製造を行ってきたアビアスター社(Aviastar SP)が行ており、同社はソ連崩壊前のウリヤノフスク航空工業複合体が母体となったメーカーです。2012年9月22日には初飛行に成功、中国、インド、Il-76の運用企業へ売り込みを行る他、Il-476をベースに空中給油機や早期警戒機の開発計画も行っています。

ボーイング、レントン工場『737NG(第3世代)-700/-800/-900』最終組立現場見学【写真43枚】

Boeing-Renton-737-Factory

ボーイング社のベストセラー旅客機「ボーイング737」ファミリーの最終組立工場の写真です。米ワシントン州、レントン市営空港に隣接するレントン工場では現シリーズの第3世代モデルである、NG(Next Generation)737-700/-800/-900の他、米海軍新鋭哨戒機P-8(ポセイドン)が量産されています。737に関しては月産38機ペースを42機(1日2機)増強する計画で、開発中の第4世代である737 MAXも同工場で組み立てられます。工場は一般には公開されておらず、メディア関係以外の写真撮影も禁止されています。

ベル・ヘリコプター、次世代ティルトローター『V-280(バロー)』実物大モックアップ組立て動画

Bell-V-280-Mock-up-Build---

米陸軍統合多目的技術実証機開発計画(JMR-TD)用にベル・ヘリコプターが開発中の第3世代ティルトローター『V-280(Valor)』実物大モックアップの組立て動画です。V-280は多用途ヘリUH-60(ブラックホーク)AH-64(アパッチ)攻撃ヘリなどに変わる次世代機開発計画で米国及び同盟国で導入された場合約4,000機以上の需要を見込んでおり、ロッキード・マーティンやGE、GKNエアロスペースなどが開発に参加しています。モックアップを製作したのは企業製品のモックアップ製造やエンジニアリングサービスを専門に行う「Roush Enterprises」が担当、実際に可動できるプロップローターも再現しました。

軍用機の墓場「デビスモンサン空軍基地」から再復帰。ロッキード・マーティン近代改修映像『P-3 Orion Desert to Delivery』

P3OrionDeserttodelivery

アメリカ合衆国アリゾナ州「デビスモンサン空軍基地」でモスボール状態のターボプロップ哨戒機「P-3(オライオン)」を再生し現役復帰させるまでを追ったロッキード・マーティン社の公式映像です。デビスモンサン空軍基地は飛行機の墓場として著名な「モハーヴェ空港」同様、乾燥した気候を利用し多数の軍用機が補修用の部品取り、標的機用、他国へ売却等の為保管されています。映像の機体は米海軍ジャクソンビル航空基地で運用していたP-3C(S:N/158920)で同社の工場で主翼とエンジンの換装、アビオニクスの改修作業の他、職員のインタビューが収められています。最終的に12機のP-3Cがデビスモンサン空軍基地から同様の改修作業の後、台湾へ輸出されることになっており、1号機は2012年に台湾に輸送済みで2015年8月までに全機納入する予定です。

閉鎖された「MiG(ミコヤン・グレヴィッチ)設計局」試作機製造工場『セクション8623』【写真26枚】

Section8623

現在は主要戦闘機の生産を停止し、在庫置場となっているMiG(ミコヤン・グレヴィッチ)設計局(現株式会社)の試作機製造工場『セクション8623』の写真です。モスクワ郊外の同工場では主力製品であるMiG-29戦闘機の他、ソ連軍次期練習機として開発された「MiG-AT」の試作機が少数生産されていましが、ソ連崩壊の混乱により工場自体操業が維持できなくなり、MiG-ATもヤコブレフ設計局のYak-130選定競争に敗れたことで生産途中のまま工場が閉鎖されています。写真では埃をかぶった部品や組立て途中のまま放置された複数のMiG-ATが確認できます。

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