
2015年2月3日、ブラジルの航空機製造メーカー「エンブラエル」社が開発中の新型軍用輸送・空中給油機「KC-390」ファーストフライトダイジェストムービーです。飛行試験1号機(R/N:PT-ZNF)は約1時間25分のテスト飛行でフライ・バイ・ワイヤ制御を含む、飛行特性及び制御システムの評価試験を実施。テストパイロットのロウザーダ機長は「飛行は容易で操作性もスムーズだった。KC-390の重要なマイルストーンに関われたことを誇りに思う。」と述べ、エンブラエルのフレデリコフルーリ最高経営責任者(CEO)は「この初飛行は、エンブラエルの新たな目標達成に向けた基本的なステップの一つです。KC-390は当社のこれまでの歴史の中でも最も技術的に高い次元にある機体であり、社員とブラジル空軍の協力の元、ここまで達成できたことに感謝したい」と述べています。当初飛行は昨年末を予定していましたが、調整に余裕を持たせ延期していました。