2016年1月29日、ボーイングは開発中の737 MAX 8の初飛行に成功し、ダイジェストムービーを公開した。飛行試験初号機(登録番号N8701Q)によるテストフライトは米シアトルのレントン工場に隣接するレントン市営空港を現地時間9時46分に離陸後、2時間47分の飛行を経て同・午後午後0時33分にボーイング・フィールド(キング郡国際空港)に着陸。見学会場を訪れた従業員やゲストから拍手と歓声があがった。今回の試験では標準的な最高高度7,620メートル(25,000フィート)、時速250海里(約288マイル、463キロメートル)で飛行し機体のシステムや構造の試験、搭載機器のデータをシアトルの地上班にリアルタイム送信が行われている。今後FAAの型式証明取得と納入に向け試験を重ねる。
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2016年1月29日、ボーイングは開発中の737 MAX 8の初飛行に成功し、ダイジェストムービーを公開した。飛行試験初号機(登録番号N8701Q)によるテストフライトは米シアトルのレントン工場に隣接するレントン市営空港を現地時間9時46分に離陸後、2時間47分の飛行を経て同・午後午後0時33分にボーイング・フィールド(キング郡国際空港)に着陸。見学会場を訪れた従業員やゲストから拍手と歓声があがった。今回の試験では標準的な最高高度7,620メートル(25,000フィート)、時速250海里(約288マイル、463キロメートル)で飛行し機体のシステムや構造の試験、搭載機器のデータをシアトルの地上班にリアルタイム送信が行われている。今後FAAの型式証明取得と納入に向け試験を重ねる。
ジェットパック(ジェットエンジン付きの翼)を背負って空を飛び、「ジェットマン(Jetman)」の異名を持つスイス人冒険家、イブ・ロッシー(Yves Rossy)氏とプロのスカイダイバーで後継者となるビンス・レフェット(Vince Reffet)氏が総2階建ての超大型旅客機「A380」とのフォーメションフライトに成功しました。撮影場所はアラブ首長国連邦「ドバイ」。同国のフラッグキャリア「エミレーツ航空」と3カ月に渡る綿密な打ち合わせと準備を経て撮影に臨みました。映像は会議中やスタッフ視点のメイキング映像も公開されており、プロジェクトの舞台裏を垣間見えることができます。
2015年11月11日、三菱航空機および三菱重工業は開発中の次世代リージョナルジェット機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の飛行試験機初号機(登録番号JA21MJ)による初飛行を実施。初飛行は県営名古屋空港を34滑走路から9時35分に離陸後、太平洋側の空域を利用し、水平飛行、上昇、下降、旋回など約1時間半かけ基本特性の確認を行い11時2分に着陸して初飛行を無事に完了しました。最高高度は1万5000フィート(約4500メートル)、最大速度は150ノット(約時速280キロ)。動画には、富士山をバックに空を飛ぶMRJや外部からの動作確認と撮影を行う随伴機「MU-300」「T-4」の姿も収録されています。
フランス、ル・ブルジェ空港で開催された「パリ国際航空ショー2015(Paris Air Show)」でパキスタン空軍の最新鋭ジェット戦闘機「JF17(サンダー)」中国名:FC-1のデモフライト動画です。JF-17は中国が輸出用戦闘機として開発し、後にパキスタンと共同生産。世界で初めてダイバータレス超音速インレット(DSI)を実機に装備するパキスタン最新鋭機です。輸出ではこれまでパキスタンのみでしたが、今回のエアショーでスリランカ政府より最大24機の受注を得ています。
2015年5月7日、ウクライナの航空機製造企業「アントノフ」社が開発中の新型輸送機「An-178」飛行試験初号機が初飛行に成功しました。An-178は同社のリージョナルジェット旅客機であるAn-148/An-158を基本ベースとし、高翼双発をそのままに機体を大型化、最大10~18トンを積載でき、未舗装の滑走路で短距離離着陸を可能とします。飛行試験はウクライナ北部ホストメリ・アントノフ空港で約1時間、アントノフ社のテストパイロットが飛行特性の実証試験を行いました。
南アフリカ共和国の航空関連企業「アエロシュド(Aerosud)」社がミラージュF1アップグレードプログラムデモンストレーターとして改修した「スーパーミラージュF1(プロジェクト名称)」のデモフライト動画です。スーパーミラージュF1は南アフリカ空軍で1997年に退役したミラージュF1AZ及びCZをアエロシュド社が買い取り同社が持つアビオニクスとレーダー関連装備に換装し、エンジンをMiG-29に搭載されているクリモフ「RD-33」に置きかえた改修機。同社はミラージュF1、ミラージュIIIを運用する各国へ安価に能力向上が期待できるアップグレードパッケージ商品として中東や南米へ売り込みを行っています。
2015年2月28日にアメリカ・アリゾナ州ユマ海兵航空基地で開催された「MCASユマ・エアショー2015」で、第121アメリカ海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)、F-35B(ライトニングII)のデモフライト映像です。第3海兵航空団に所属するVMFA-121(グリーン・ナイツ)はF/A-18D(ホーネット)から最新鋭ステルス戦闘機F-35Bへ機体更新を進め、世界初となるF-35Bの実戦部隊として初期作戦能力獲得に向けた訓練とデータ収集を行っています。
インド西中部ゴア州「ハンザ航空基地」で昨年より開始された「ヒンドゥスタン・エアロノーティクス・リミテッド(HAL)」が開発中の国産艦上戦闘機LCA「テジャス(NP-1)」のスキー・ジャンプ甲板試験飛行動画です。同施設は試験、訓練用にスキー・ジャンプ甲板、アレスティング・ワイヤーケーブルがロシアの機関により設置されており、MiG-29Kの訓練も実施されています。現在テジャス(NP-1)はADA(航空開発機構)LCA開発プログラムチームが発着艦時の機体制御ソフトウェアの改良、軽量化へ向けた機体構造見直しを進めており、量産型機に反映し空母「ヴィクラマーディティヤ」及び「ヴィクラント」への搭載を目標としています。
2015年2月27日、カナダ航空機開発製造大手「ボンバルディア・エアロスペース」社が開発中のCシリーズ130席仕様「CS300」が同社製造拠点モントリオール・ミラベル空港で初飛行に成功しました。CS300飛行試験初号機「R/N:C-FFDK」は現地時間11時に離陸、高度41,000フィート(約12,500メートル)255ノット(毎時470キロ)で4時間58分の各種飛行試験を終え15時58分に着陸しました。同社は今後5機の各種飛行試験機でテストを進め2015年度中に型式証明取得を目標としています。
歴史的航空機の復元と保存を目的とする団体企業「ルフトハンザ・ベルリン財団」が所有・運用するユンカース「Ju 52(タンテ・ユー)」レストア機(D-AQUI)による遊覧飛行プロモーション映像です。Ju 52は1930年代にルフトハンザ社の主力旅客機として多用されたユンカース社の傑作輸送機です。1984年に「ドイツ・ルフトハンザ航空」が創業60周年記念事業として同社のメモリアル機であるJu 52の動態保存を計画。安全に飛行できるよう現在の航空法に基づく改造を施した上で2010年からドイツ国内で遊覧飛行を実現させています。タンテ・ユー(ユーおばさん)の愛称で親しまれた同機は1936年から20年間ルフトハンザ航空でドイツ-ノルウェー路線で運用後、エクアドルに転売され、1963年まで現役として稼動していました。財団とルフトハンザは遊覧飛行で収益を上げることが目的ではなく、歴史的に貴重な航空機を多くの人々と分かちあうことを命題としており、運営は寄付金とグッズ販売、チケット料金で賄い、クルーはルフトハンザグループの現役もしくは早期退職者のパイロット・整備・客室乗務員の献身的な情熱で行われています。遊覧飛行時間は20分~90分間、料金は平均約300ユーロ(42,000円)程ですが時期、場所により異なります。
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