
2015年1月11日、ロシア空軍は本年よりヤコヴレフ「Yak-130」複座高等練習・軽攻撃機を使用するアクロバット飛行チーム「クリリヤ・タヴリージ(Крылья Тавриды)※」が本格的に活動を開始したことを発表しました。チーム名であるタヴリージ(タウリカ、タヴリダ)は2014年にロシアへ編入されたクリミア半島の旧名称、Крыльяは複数の翼の意味で日本語では「クリミアの翼」となります。ロシア国内外へクリミア編入のアピールとYak-130輸出への貢献が期待されており、「ロシアン・ナイツ」「スイフッツ」「ロシアン・ファルコンズ」「ゴールデン・イーグルズ」続く5番目のロシア空軍アクロバット飛行チームとなります。活動スケジュール及び塗装、ロゴは未発表。早ければ5月の対独戦勝記念式典と7月のロシア国際航空宇宙サロン「MAKS 2015」で飛行を行う予定。