シュペルエタンダールはフランスのダッソー・ブレゲー社が開発した艦上攻撃機です。フランス海軍では小型戦術核爆弾による攻撃を任務のひとつとし、フランス核戦力の一部として運用されています。後にアルゼンチンに14機が輸出され1982年に起きたフォークランド紛争で、エグゾセ空対艦ミサイルを使用しイギリス海軍の駆逐艦と輸送艦を撃沈したことでも有名な機体です。
元となったのはエタンダールIVで主に主翼前縁の設計変更、後縁フラップの大型化、策敵用レーダーの搭載、フランス海軍としては初めて慣性航法装置を搭載する等能力は大幅に強化されています。またエンジンも強化も強化されており、燃費効率が改善されたアター系8K50を搭載。最大速度に変化は無いが戦闘半径はさらに大きくなっています。
後にイラクにもリースされた事が有り、イラクのタンカーを攻撃しており、その対艦能力の高さを評価する声は多い機体です。近年老朽化の為フランス海軍ではラファールMへ順次更新中です。
ジェット空中戦―朝鮮戦争からフォークランド紛争まで (光人社NF文庫)
元となったのはエタンダールIVで主に主翼前縁の設計変更、後縁フラップの大型化、策敵用レーダーの搭載、フランス海軍としては初めて慣性航法装置を搭載する等能力は大幅に強化されています。またエンジンも強化も強化されており、燃費効率が改善されたアター系8K50を搭載。最大速度に変化は無いが戦闘半径はさらに大きくなっています。
後にイラクにもリースされた事が有り、イラクのタンカーを攻撃しており、その対艦能力の高さを評価する声は多い機体です。近年老朽化の為フランス海軍ではラファールMへ順次更新中です。
原型初飛行 | 1974年10月29日 |
全幅 | 9.60m |
全長 | 14.31m |
全高 | 8.86m |
乗員 | 1名 |
エンジン | SNECMA Atar 8K50×1 |
最大速度 | M1.0 |
最大離陸重量 | 12,000kg |
航続距離 | 1,320km |
生産数 | 85機 |
ジェット空中戦―朝鮮戦争からフォークランド紛争まで (光人社NF文庫)