
三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」搭載用のギヤードターボファンエンジン「PW1217G」試験運転映像。エンジンの試験運転は1月13日に県営名古屋空港の駐機場で初めて右舷エンジンを起動させ、動力、油圧、燃料、空調、電気系統などの各種システムが作動したことを確認しました。映像でのエンジンからの白煙は長期保管用の油が霧状に排出するもので、通常の燃焼排気ガスとは異なる初回起動時固有の現象です。米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)社製ギヤードターボファンエンジンは、エンジンのファンを低圧コンプレッサーとタービンとは異なる速度で動作させる減速機構を採用することで最適な回転数で運転を可能とし、燃費と排気、騒音を大きく改善する次世代エンジンです。