2015年11月2日、ロッキード・マーティンは開発中のステルス戦闘機「F-35A」に搭載される固定武装「GAU-22/A」25mm機関砲を用いた初の実弾発射実験を実施し仕様通りの性能を満たしていることを発表した。発射試験には空軍仕様試験2号機(AF-2)を使用。同機はカリフォルニア州エドワーズ空軍基地で量産タイプの内部銃構成に大規模な構造改修を実施し第一段階として機関砲の統合を確認するために、3ヶ月かけて地上実弾発射試験を行ってきた。F-35向けGAU-22/Aは、AV-8Bに搭載されている「GAU-12/U」をベースに砲身を一本削減、軽量・小型化し命中率が向上している。2017年までにソフトウエアの改修を行いフルミッション・システム機能との統合を行う。
第5世代戦闘機F-35の凄さに迫る! 垂直着陸、HMD、多用途性などF-22に次ぐステルス戦闘機の全容 (サイエンス・アイ新書) 青木 謙知 by G-Tools |
ニコニコ動画(予備)
●地上試験
■関連記事
短距離離陸・垂直着陸(STOVL)型『F-35B(BF-3)』初の兵装投下試験映像