第二次世界大戦中、1942年頃にアメリカ合衆国政府の情報・プロパガンダ機関「戦時情報局(Office of War Information,以下 OWI)」専属カメラマン「アルフレッドT・パーマー」が撮影した軍用機組立工場で働く女性労働者「ロージー・ザ・リベッター」プロパガンダ用カラー写真です。1941年第二次世界大戦が勃発したアメリカでは45歳未満の男性の多くが志願、もしくは軍に召集され、国の産業労働力にギャップが生まれました。これをを埋めるためアメリカ政府は産業労働者としての女性の雇用を促進。OWIに全米の航空機製造工場で働く女性労働者を撮影し販売促進ポスター、広告、ニュース記事を作成しました。写真には軍需品を生産する「ロージー」とあだ名された女性たちが化粧をし真新しい服を着て軍用機のリベット打ちやエンジン、部品の組み立て、塗装などを行う様子が写されています。戦時中にジェラルディーン・ホフという女性工員のモノクロ写真を元としたプロパガンダポスター「We Can Do It!」が1980年台に再発見され、特徴的なイメージは話題となり、現代でも広告やパロディ画像として世界中で人気があります。
よみがえる第二次世界大戦~カラー化された白黒フィルム~ DVD BOX(3枚組) ドキュメンタリー by G-Tools |
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
■関連記事
ドイツ国防軍空軍(ルフトバッフェ)主力爆撃機『ハインケル He111』製造工場映像。プロパガンダ映画「ドイツ週間ニュース No.605」
しかしほんとヤバイな、設備が現代の物にしか見えないぞ。こっちは女学生が五角形のナット作ってたっていうのに。
というか、あの国は今も昔もyes we can!なのか。