
2013年12月16日、Hondaとゼネラル・エレクトリック社(GE)による折半出資子会社である「GE Honda エアロ エンジンズ」はビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」搭載用ターボファンエンジン「HF120」が、米国連邦航空局(FAA)の型式認定を取得したことを発表しました。これにより量産に向けマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で生産ラインを立ち上げ、2014年にはノースカロライナ州バーリントンのホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc.)の工場に移管される予定です。
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これまでの認定試験では、計13基のエンジンによる広範囲な飛行テストと地上テストが行われ、1万4,000サイクル、9,000時間を超える試験実績を積み重ねてきました。GE Honda社長のテリー・シャープ氏は「この認定取得によって、我々のチームはこの上なく素晴らしい一年の締めくくりを迎えることができました。このエンジンの優れた技術を証明するためにたゆまず努力を続けてきたチームにとって、これは新たなスタートでもあります。今後の事業展開に向け、サプライチェーンや製造プロセスの強化を続けていきます」とコメントしています。
■HONDA:プレスニュース
GE Honda、ターボファンエンジンHF120の型式認定を取得