
1990年より超音速、高高度航空機研究テストベッド機としてNASAドライデン飛行研究センターにて運用されていた『SR-71(ブラックバード)』の写真です。SR-71はU-2の後継機としてロッキード社・スカンクワークスにより開発され、戦術偵察機として数々の極秘偵察ミッションを遂行してきましたが、運用コストが高く偵察衛星の発達によりU-2よりも早く退役することになります。軍では退役しましたが、M3.2の巡航速度と85,000フィート以上の高高度を飛行可能な実用量産ジェット機としては非常に優秀であり、NASAでは研究用として5機が移管され各種実験に用いられることになります。写真では宇宙服姿のパイロットや通常型のSR-71Aと複座型練習機のSR-71Bが各種飛行実験を行っている様子が記録されており、後半は新型の液体燃料ロケットエンジンとして開発されていた「リニアエアロスパイクエンジン」実験用ボッドの取り付け作業と高高度・高速での空力特性の検証、コールドフロー試験が写されています。
![]() | 世界の傑作機 「SR-71 ブラックバード」 (No.100)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |

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20 ソニックブーム軽減実験用テスト・フィクスチャを後部にマウントしたSR-71A

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22 SR-71パイロットとクルー(スミス、マイヤー、ボーン・マイヤー、イシュマエル)1991年11月撮影

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25 SR-71リサーチエンジニア(マルタボーン・マイヤー)1992年撮影

26 SR-71パイロット(ロジャースE.スミス)1992年撮影

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35 KC-135から空中給油を行うSR-71B 1995年7月撮影

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39 SR-71研究パイロット(エドワードT.シュナイダー)1995年5月16日撮影

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45 リニアエアロSR実験(LASRE)ポッド取付け位置を示すSR-71風洞スケールモデル

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47 リニアエアロSR実験用ポッド取り付け作業(1996年2月15日撮影)

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53 リニアエアロスパイク実験の初飛行に向け準備中の844号(1997年10月31日撮影)

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62 リニアエアロスパイクエンジンによる初のコールドフロー飛行実験(1998年3月4日)

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