第二次世界大戦中ソビエト連邦「ミコヤン・グレヴィッチ設計局」が開発した高速レシプロ戦闘機「MiG-3」のムルマンスク湖引上げ、復元作業やテストフライトを撮影した写真です。MiG-3はミグの名を最初に冠した「MiG-1」に液冷エンジン「ミクリンAM-35A」に換装、補助燃料タンクの増設と安定性を高め約3,000機以上が生産された高々度戦闘・偵察機です。近年ダイバーがロシア北西部ムルマンスクの湖に比較的状態の良い大戦時代の戦闘機を発見し、ロシア国内の愛好家が基金を設立後引上げ、復元作業を行いました。再使用できた部品はごく僅かですが当時の仕様や塗装を確認できる貴重な機体として復元に重宝されています。復元に際し一部フレーム材やコクピットの換装を行い型式証明を取得。今後ロシア国内のエアショーや展示会に参加を予定しています。
第二次大戦のソ連航空隊エース 1939‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦闘機エース) ヒュー モーガン Hugh Morgan by G-Tools |
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日本にもどっかに眠ってないかね?
紫電改とか雷電とか復元させて飛ばして見せたいねぇ。