今月16日に韓国の情報機関である国家情報院の職員が、インドネシア大統領特使団が宿泊していたホテルの部屋に侵入し、両国間の武器取引に関する秘密情報を盗もうと特使のラップトップパソコンを見ていたところ、特使団の1人に気付かれて騒ぎになり警察に通報されました。韓国情報機関は今回の事件をもみ消すため、防犯カメラ映像を保持していた南大門警察署から全て強制的に持ち去る等、さまざまなルートを通じ努力していたようですがメディアに掲載され世界中に知れ渡ることになりました。
国情院職員たちが収集しようとしていた情報は、国産高等訓練機T-50、韓国産戦車K2、携帯型対空ミサイル「新弓」などを輸入に関する価格条件などの内部交渉戦略が目的のようでした。兵器輸出に力を入れている韓国ではT-50の売り込みを強く推し進めており、ロシアの「Yak-130」と最終段階で激しい争いを繰り広げている為今回の強行に及んだとみられています。この報道に対し韓国国家情報院はメディアの内容を否定するとともに、詳しい説明をすることを拒否しています。このことはインドネシアで「軍事情報が盗まれた」と大きく報じられており、結果次第で今後の両国関係にも影響を与えると思われます。
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