boing05292011年5月19日、ボーイングは2010年度の「ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」の受賞16社を発表しました。日本からは株式会社ブリヂストン(エレクトロニクス・油圧・メカニカル標準部門)と川崎重工業株式会社(主要構造部門)の2社が受賞しました。ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤーは、高い水準の顧客満足度を実現する卓越した能力を有し優れた成果をもたらしたサプライヤーを称える賞で、受賞サプライヤーは18日(水)夜にシアトルで開催されたボーイング・グローバル・サプライヤー・カンファレンスにおいて、世界50カ国以上の1万7,500社を超えるサプライヤーの中から選ばれました。
株式会社ブリヂストンは東京に本社をおく世界有数のタイヤ・ゴムメーカーで、航空会社にタイヤ製品やメンテナンス業務において一貫性のあるグローバル規模のサポートを提供しています。787型機プログラムの主要サプライヤーとして、すべての787ドリームライナーはブリヂストン製のタイヤを装着するほか、同社はすべてのボーイングプログラムのパートナーとしてこれまで100%の品質評価を獲得してきました。川崎重工業はグローバル規模の大型開発プロジェクトや共同製造プロジェクトのパートナーとして、これまで民間航空機分野において中核的な役割を果たしてきました。同社は767・777・787型機の大型構造部をボーイングに供給していますが、ボーイングではサプライヤーごとに、品質や納入厳守、納入後のアフターケア、価格、ならびに顧客ニーズの変化の予測能力や変化への対応力を統計的に評価し、受賞サプライヤーを選定しました。

■ボーイングプレスリリース
http://www.boeing.jp/NewsRoom.do

ブリヂストン石橋正二郎伝―久留米から世界一へブリヂストン石橋正二郎伝―久留米から世界一へ
林 洋海

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