MoroccoF-16

モロッコ空軍が発注していたF-16戦闘機(Block52)4機が米フォートワースにあるロッキード・マーティンの工場から出発し今週末モロッコに到着、同国空軍に納入され実戦配備が開始されることになります。モロッコ空軍では1991年に一旦中古のF-16A/Bの導入を決定していましたが、具体的な進展が無く、話自体が立ち消えとなっていました。しかし2008年6月に再度F-16の導入が決定し(Block52)24機と任務遂行用の機材のほか、ロッキード社を含む複数の企業による保守サービスを契約。金額は8.42億ドルとのこと。
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配備される24機のF-16は同国特別仕様で、プラット&ホイットニーF100-PW-229エンジンとノースロップグラマンAPG-68レーダーを搭載し兵装はレイセオンAIM-120C「アムラーム」、AIM-9M「サイドワインダー」とスマート爆弾も含まれています。F-16配備に先立ち5月にはホーカービーチクラフト社がT-6C練習機を12機納入、機種転換を含むパイロットの訓練は15ヶ月の訓練を今年6月に終了しており、受け入れ準備は順調に進んでいるとのこと。

■ロッキード・マーティンプレスリリース(英語)
http://www.lockheedmartin.com/news/press_releases/2011/110801ae_f16_4-morocco.html