ブラジル最大の航空会社「TAM航空」は、22機のA320neoとA320型機10機、合計32機の購入契約を確定しました。エンジン選定は後日発表されます。「TAM航空」はブラジルの45都市と南米の18都市、アメリカやヨーロッパへの直行便を運営しています。同社はA319sを30機、A320型機を86、A321sを9機と合計125機のA320ファミリーを保有する最大の航空会社でブラジル最大の航空会社です。
TAM航空は2010年8月13日、チリのフラッグキャリアであるラン航空が買収することで合意しており、合併後のグループ名は「LATAM Airlines Group」となる予定で、新会社は世界11位の規模となり南米では最大規模の航空会社となります。エアバス社では南米での販売に力を入れており近年急速に同社の保有数が増えていました。
■エアバス社プレスリリース(英語)
TAM finalizes order for 32 A320 Family aircraft, including 22 A320neo
■エアバス社プレスリリース(英語)
TAM finalizes order for 32 A320 Family aircraft, including 22 A320neo
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