スペインの航空会社『スパンエア』は2012年1月28日経営破綻し全便運航停止したことを発表ました。同社は声明で「今後の資金調達の見通しが立たないため、安全性を考慮した結果の運航停止であり今後はあらゆる法的措置を講じる。」としています。この突然の運航停止によりフライトを予定していたスペイン国内の乗客少なくとも2万2000人が影響を受け空港各所では混乱する事態となりました。
スパンエアーはスペインマリョルカ島パルマ・デ・マリョルカを拠点とし、1986年12月に設立。1988年3月より運航開始し41都市に1日あたり180便を運航、年間750万人の旅客を輸送していました。この突然の事態を受け、日本国内のスターアライアンスメンバーであるANAでは「ANA SKY WEB」または「予約・案内センター」で購入したお客様につき、国際線予約・案内センターにて払い戻し手続きを開始。またスペイン航空最大手のイベリア航空は、緊急時対策として、各所に人員を配置し、スパンエアの顧客にとって可能な限り最良の条件で事態を打開できるよう全力を尽くしているとしており、特別運賃での運行や特定路線の増便などを行うとしています。
■スパンエア運航停止の案内(英語)
http://www.spanair.com/es_pos/en_GB/portal/Error/Page404
■スパンエア運航停止の案内(英語)
http://www.spanair.com/es_pos/en_GB/portal/Error/Page404
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