オーストラリア、ブリスベンに拠点を置く格安航空会社『エア・オーストラリア』が、2012年2月17日資金繰りに行き詰まり全便の運航を停止しました。当日タイ・プーケットやインドネシア・バリ、ハワイ・ホノルルなど国内外の空港で搭乗予定だった乗客4000人が取り残され、突然の出来事に混乱する乗客が大勢カウンターに殺到しました。同社はコーダ・メンザ社を管財人に指定。クレジット・カードで航空券を購入した乗客や、旅行保険の約款で「倒産」保険の条項がある乗客は返金を受けられる可能性があるようですが現金の場合返金は難しいとのこと。
■プーケットで突然の事態に混乱する乗客
管財人マーク・コーダ氏はオーストラリアのラジオ番組に出演し、「エア・オーストラリア社は航空燃料代金の支払いが不能な状態になったため、管財人の手に渡った」と語っています。現在カンタス航空やジェットスターが振り替え便などの支援に乗り出しています。エア・オーストラリア社は、2011年11月に「ストラテジック・エアラインズ」から社名を変更、機体を一新し格安航空会社として大手航空が入らない路線に就航していましたが、僅か3ヶ月で経営破綻となりました。同社の従業員300人と運用機材A330-200等計5機の進退ははっきりしていません。また、一連の手続きが労働組合やパイロットに相談もされず実施されたことに運輸労働者組合は、オーストラリア航空業界の徹底的な調査を呼びかけています。
■エア・オーストラリアHP
http://www.airaustralia.com/
管財人マーク・コーダ氏はオーストラリアのラジオ番組に出演し、「エア・オーストラリア社は航空燃料代金の支払いが不能な状態になったため、管財人の手に渡った」と語っています。現在カンタス航空やジェットスターが振り替え便などの支援に乗り出しています。エア・オーストラリア社は、2011年11月に「ストラテジック・エアラインズ」から社名を変更、機体を一新し格安航空会社として大手航空が入らない路線に就航していましたが、僅か3ヶ月で経営破綻となりました。同社の従業員300人と運用機材A330-200等計5機の進退ははっきりしていません。また、一連の手続きが労働組合やパイロットに相談もされず実施されたことに運輸労働者組合は、オーストラリア航空業界の徹底的な調査を呼びかけています。
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