airBalticCS300

2012年12月20日、ボンバルディアはバルト三国のラトビア『エア・バルティック』より同社が開発中の小型旅客機Cシリーズ「CS300」を20機受注したことを発表しました。受注契約のうち10機は確定発注(約7.64億ドル)、残りがオプション購入権で確定発注に切り替えた場合の総額は15.7億ドル(約1,300億円)となります。エア・バルティックは2012年7月にフランス、ファンボロー・エアショーで覚書に調印し正式契約に向け話し合いが行われていました。
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青木謙知

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エア・バルティックはリガを本拠に1995年8月に設立。当初はスカンジナビア航空との共同事業でしたが現在は資本関係を解消し、ラトビアのフラッグ・キャリアとして独自のマイレージサービスを持つまでに成長しています。同社では現在機材更新を進めており、ターボプロップ小型旅客機フォッカー 50をボンバルディアQ400(DHC-8-Q400)に、今回購入したCシリーズは2017年までに順次ボーイング737-300と更新を進めていく計画です。機材をボンバルディア社に統一することでサポートと運用効率を高めるとしています。

■ボンバルディア:プレスリリース
airBaltic Signs Firm Order for up to 20 CSeries Airliners