PC-24

2013年5月21日、スイスの航空機メーカー「ピラタス」はジュネーブで開催されているビジネス航空機の国際展示会「EBACE2013(European Business Aviation Convention & Exhibition)」で新型ビジネスジェット機『PC-24』を発表し実物大モックアップを公開しました。ピラタスではPC-6、PC-12等のコミューター機、PC-9、PC-21等のターボプロップ練習機を手掛けてきましたが、双発のジェットエンジンを搭載した機体を開発するのはこれが初めてとなります。乗員乗客を含む最大搭乗者数は8人、巡航速度は787km、 最大離陸重量は8,050kg、 最大航続距離は3,610キロ(4人)となり、販売予定価格は890万ドル(約9億円)を予定しています。
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青木謙知

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PC-24のコンセプトは2011年4月が公表されており、顧客と市場調査の結果から本格的な双発ジェットエンジンを搭載するビジネスジェット機の開発に乗り出しました。搭載エンジンはウィリアムズ・インターナショナルとロールス・ロイスが軽量ビジネスジェット市場に向けに製造・販売を行っている小型のターボファンエンジン「FJ44-4A」を選定。アビオニクスには統合ナビゲーションシステムを初めWi-Fi機能、パイロットデータリンク通信、広域補強システムローカライザ等、米「ハネウェル」社が提供。機体の大部分は複合材料となり、未舗装の滑走路でも問題無く離着陸できる性能を有し他のビジネスジェット機が利用できない21,000以上の空港へアクセス可能としています。初号機ロールアウトは2014年7月以降、同度末に初飛行を予定。ヨーロッパ航空安全局(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)の認可は2017年初頭を目標としています。競合機はエンブラエル「フェノム300」、セスナ「サイテーションCJ4」ガルフストリーム「G150」となり、どこまで市場開拓と顧客確保ができるかが注目されます。

■ピラタス:プレスニュース
Pilatus presents its latest flagship, the PC-24 twin-jet