2014年3月26日、日本航空(JAL)は100%出資の連結子会社である「ジャルエクスプレス(JEX)」の合併を取締役会で決議しました。合併により、JALグループの国内線の需給適合の機動性向上、機内サービスの強化、国内線事業運営の安定化を目指す。合併予定日は2014年10月1日で、合併はJALを存続会社に吸収合併し、ジャルエクスプレスは解散します。JALでは簡易合併、JEXでは略式合併のため、合併契約は株主総会の承認を得ることなく実施されます。
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JALエクスプレスは、1997年4月1日に設立。ボーイング737‐800型機で国内主要都市と地方都市間路線の運航を担当。設立以来JALと違う独自性を出し、採用やサービスも工夫を行っていました。客室乗務員は「スカイキャスト」と呼ばれ、独特の赤ジャケットを着用、マニュアルだけでないお客様目線の対応には乗客にも好評で多くの固定ファンも獲得していました。2010年1月19日親会社である日本航空の破綻から子会社の統廃合が開始され、2011年3月27日から、ジェイ・エアとともに共同引受による運航形態に変わり、2013年6月には制服も改定されJALグループ共通の制服を着用する等、統合へ向け準備が進められていました。
■Japan Airlines:プレスリリース
JALと株式会社ジャルエクスプレス(JEX)の合併について