2014年4月15日、ロシア航空機製作会社「MiG(ミグ)」はロシア連邦国防省より「MiG-29SMT」16機受注したことを発表しました。受注総額は167億ルーブル(約481億円)、契約はユーリ・ボリソフ国防副大臣とセルゲイ・コロトコフ事務局長によって署名。既存機であるMiG-29SMの支援機材や3年間の追加サポートが含まれています。当初ロシア空軍ではMiG-35を2014年から37機を調達する予定でしたが財政上の問題から2016年以降に延期され、代替としてMiG-29SMTが採用されています。
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MiG-29SMTは基本型より主翼が拡大されハードポイントが2ヶ所追加、機内燃料タンクの増設により航続距離が延び、機体の大型化に合わせ水平尾翼の形状を変更。アビオニクスも一新され新型レーダー、四重フライ・バイ・ワイヤ、グラスコックピットを装備し夜間攻撃や偵察任務にも運用可能です。基本型と比較して約3倍の稼働率と約40%運用コストが減少していると公表しています。
■ロシア航空機製作会社「MiG(ミグ)」プレスニュース
Минобороны РФ подписало контракт с РСК "МиГ" еще на 16 истребителей