2015年5月5日、エアバスはコロンビアのフラッグキャリア「アビアンカ航空」を傘下に持つアビアンカ・ホールディングスより同社が開発中のA320neoファミリーを計100機受注したことを発表しました。2月に締結した覚書(MoU)によるもので、カタログ総額106億ドル(約1兆2,710億円)となり、ラテンアメリカ諸国から単一の発注金額としては過去最大規模となります。アビアンカ航空では既存のA320型機を更新し運用頻度が高いボゴタ-リマ-サンサルバドル路線の強化を行います。
A350XWB & AIRBUS Family (イカロス・ムック) by G-Tools |
アビアンカ航空は、1919年に設立。南北アメリカ大陸においては最古、世界で2番目に古い航空会社とし知られコロンビアのフラッグキャリアとして、首都ボゴタのエルドラド国際空港をハブ空港としてコロンビア国内、中南米諸国、カリブ海周辺諸国、北アメリカ諸国、ヨーロッパ諸国等、世界195カ国1,200カ所以上の幅広い路線網を持つスターアライアンスメンバーです。1998年には旧式化が進むマグドネル・ダグラス、ボーイング機材をA320に一新。同社のA320neoファミリーの発注は133機となります。
Order becomes largest in Latin America aviation history