
2013年9月16日、ボンバルディア・エアロスペースは同社が開発中のCシリーズ飛行試験1号機『CS100(FTV1)』が初飛行に成功したことを発表しました。テストパイロットはチャールズ・エリスがキャプテン、副操縦士はアンドリス・ハルトノが務め、従業員関と関係者3,000人以上が見守る中、現地時間午前9時55分、カナダ・ケベック州「モントリオール・ミラベル国際空港」を出発、高度1万2500フィート(3810メートル)で速度230ノット(426キロ)に到達しています。飛行中フラップとランディングギアの確認、飛行制御システムの検証を行い午後12時25分に同空港へ着陸し初の飛行試験を無事完了しました。
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飛行試験機はCシリーズの基本型となるCS100型機で座席数100~149席で現行のボーイング社の737シリーズやエアバス社のA320シリーズと競合し、プラット・アンド・ホイットニー社のGTF(ギヤード・ターボファン・エンジン)「PurePower PW1500G」を搭載し競合機と比べ運用費で15%、燃費効率で20%のメリットがあるとしています。飛行試験機は5機を予定しており、現在4機が組立中で今後、数カ月間の飛行試験プログラムに参加します。Cシリーズの受注総数は仮発注を含め388機、このうち177機が確定発注となります。
■ボンバルディア:プレスニュース
Bombardier’s CSeries Aircraft Completes Historic First Flight