
南アフリカ共和国の航空関連企業「アエロシュド(Aerosud)」社がミラージュF1アップグレードプログラムデモンストレーターとして改修した「スーパーミラージュF1(プロジェクト名称)」のデモフライト動画です。スーパーミラージュF1は南アフリカ空軍で1997年に退役したミラージュF1AZ及びCZをアエロシュド社が買い取り同社が持つアビオニクスとレーダー関連装備に換装し、エンジンをMiG-29に搭載されているクリモフ「RD-33」に置きかえた改修機。同社はミラージュF1、ミラージュIIIを運用する各国へ安価に能力向上が期待できるアップグレードパッケージ商品として中東や南米へ売り込みを行っています。
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ニコニコ動画(予備)
ターボジェットエンジン選定にはオリジナルであるスネクマ「アター9K-50」とクリモフ「RD-33」の直径が同じであり整備も比較的用意で低価格のロシア製を採用。同様のアップグレード技術はミラージュIIIにも適用可能で複数の国に寿命延長と合わせた提案が進んでいます。アエロシュド(Aerosud)は1995年設立以降南アフリカ航空機製造企業「パラマウントグループ」の傘下でエアバス、ボーイング、BAEシステムズ、アグスタウェストランドヘリコプター等の部品製造や内装システムを手掛け軍・民両方の航空機エンジニアリングプロジェクトに深く関与する国際的なサプライヤーとして成長しています。
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前はミラージュⅢにファントムのエンジン積んでクフィルの真似事してたし
ヘリでもなんかやってたような