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2014年5月14日、三菱重工業は、アジア・オセアニア地域最大の衛星通信事業者「スカパーJSAT株式会社」から衛星打上げ輸送サービスを受注しました。受注額は非公表、民間企業からの受注は、三菱へ移管後カナダの衛星運用大手テレサットに次ぎ2社目。国内企業からは初の受注となります。衛星はスカパーが防衛省とPFI方式で契約した通信衛星で2016年度にH-IIAロケットを用いて、種子島宇宙センターから打ち上げる予定。三菱重工業では今回の受注を弾みとして、国内外の民間衛星打上げ輸送サービス市場で一層積極的に営業活動を行う方針です。
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「スカパーJSAT株式会社」では衛星放送、衛星回線販売の拡大、航空機向けインマルサット衛星通信サービス、船舶向けインターネット接続サービス、モバイル市場向けサービスの継続とともに、宇宙ゴミ増加に伴う宇宙状況観測や国際的な海洋監視事業を検討し、新たな衛星運用受託に向けた取り組みを強化。成長が見込まれるアジア・オセアニア地域のC/Kuバンド市場を重点的に開拓する予定です。「スカパーJSAT株式会社」の衛星はこれまでフランス「アリアン」やアメリカ「アトラス」など海外ロケットによって打ち上げられており、打ち上げ価格や種子島宇宙センターの立地や設備により苦戦が続いていました。

■三菱重工業:プレスニュース
スカパーJSAT株式会社から衛星打上げ輸送サービスを初受注