
米テキサス州フォート・ワースを拠点とする新興企業「AVX エアクラフト・カンパニー(AVX Aircraft Company)」は米陸軍「統合多目的技術実証機開発計画(JMR TD)・将来垂直離着陸航空機(FVL)」へ提案する二重反転コンパウンド・ヘリコプターのコンセプトを公開しました。JMR-TDは将来型回転翼機FVL(Future Vertical Lift)構想の元、現在主力の多用途ヘリUH-60(ブラックホーク)AH-64(ア パッチ)攻撃ヘリなどに変わる次世代機開発計画で米国及び同盟国で約4,000機以上の需要を見込んでいます。JMR-TD/FVLプログラムでは「ベル・ヘリコプター&テクストロン」チーム、「ボーイング&シコルスキー」チーム、「カレム・エアクラフト」、「AVX エアクラフト・カンパニー」の4社が技術実証フェイズ1に選定されています。
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ニコニコ動画(予備)
AVX エアクラフト・カンパニー社が提案する機体はOH-58Fをコンパウンド化するAVX修正技術を基本とし、二重反転式ローターと2基のダクテッド・ファンを組み合わせた複合ヘリコプターです。提案機体は最大時速236kt(約437km/h)、最大航続距離2,100海里(約3,890キロ)、外部負荷容量13,000 lbs (約5,900kg) と従来機と比較し高速性能と広い航続距離の獲得を目指します。機内キャビンには乗員4名、隊員14人が収容でき、荷役用大型リアのランプを備え463Lパレットを2個積載可能でミッションにより組み合わせることができます。ティルトローターと比べ整備コスト及びライフサイクルコストは大幅に低く、攻撃型バリエーションと共通性を持たせることで生産性も高いとしています。

■AVX エアクラフト・カンパニー(AVX Aircraft Company)
http://www.avxaircraft.com/
>ライフサイクルコストは大幅に低く、
>攻撃型バリエーションと共通性を持たせる
>ことで生産性も高い
ホントかよ?胡散くせぇ・・・
何か過渡期の航空機にありがちな失敗作と同じ臭いがする