RIAT-black-eagles

韓国空軍アクロチーム『ブラックイーグルス』が今年7月に英国で開催されるロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)に遠征が決定。東アジアのアクロチームとしては初めてRIATへの参加となります。また同年に開催されるファーンボロー国際航空ショーにも参加も決定しており、輸出市場で苦戦しているT-50のプロモーションも兼ねているようです。英国遠征するT-50は予備機も含めた合計9機、一端韓国で分解され大型輸送機で搬送し英国で組み立て直します。
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ブラックイーグルスは1994年に形成され、当初は旧式のセスナA-37B(ドラゴンフライ)でアクロ飛行を行っていましたが、2010年よりT-50に一新し再結成され活動を再開しました。T-50は韓国がロッキード・マーティン社の技術協力を得て開発した超音速高等練習機で、イタリアのM-346、ロシアのYak-130と輸出市場で激しく争っています。兵器輸出大国を目指す韓国では戦闘機、戦車、潜水艦等の輸出に積極的で、今年は30億ドルの兵器輸出を目指すとしています。 すでにT-50はインドネシアへの売り込みに成功しており、16機を総額4億ドルで販売する契約に合意しています。韓国ではさらにインドネシア以外の東南アジア諸国、中東諸国、東欧諸国への売り込みを拡大していくようです。

RIAT「ブラックイーグルス」ページ
http://www.airtattoo.com/airshow/Newsroom/news/BLACK-EAGLES-SET-TO-SOAR-INTO-HISTORY-BOOKS