ブラジル空軍アクロチーム『エスカドリラ・ダ・フマサ(Esquadrilha da Fumaça)』のPVです。チームは1952年結成、使用機体は同国の航空機メーカー、エンブラエルが開発したターボプロップ初等練習機「EMB-312(ツカノ)」の7機編隊で、ジェット機に引けをとらない多彩でスピードのある演技が特徴的なチームです。チーム名である「エスカドリラ・ダ・フマサ」の意味はポルトガル語で煙幕飛行隊の意味で、諸外国向け用に「スモークスコードロン」という英名も使用しています。
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EMB-312は練習機として非常に評価の高い機体で、各国に輸出、ライセンス生産もされいます。生産は2001年で終了していますが、EMB-314(スーパツカノ)軽攻撃機として発展し、あのアメリカの民間軍事会社ブラックウォーターUSA社が特殊作戦支援用に導入を計画しています。
■エスカドリラ・ダ・フマサ公式サイト(ポルトガル語)
http://www.esquadrilhadafumaca.com.br/
創設 | 1952年5月14日 |
本拠地 | ピラスヌンガ空軍士官学校 |
使用機体 | EMB-312×7 |