

XB-70の特徴は巨大な機体でマッハ3を実現する為にエンジンを6機搭載。300℃超の高熱に耐える為のステンレス系合金によるハニカム構造。翼の両端が高速飛行中は折れ下がり衝撃波を抱え込むためのウェイブ・ライダーの役割を持たせた巨大デルタ翼。斬新な技術を採用しなければ実現できなかった機体ですが、計画にはさらに多額の費用を必要としたことから中止が決定しました。結局1機は事故で損失、のこり1機は空軍博物館(ライトパターソン空軍基地内)で眠っています。
原型初飛行 | 1964年9月21日 |
全幅 | 32m |
全長 | 56.6m |
全高 | 9.36m |
乗員 | 2名 |
エンジン | General Electric YJ93-GE-3 ターボジェットエンジン × 6 |
最大速度 | M3.1 |
最大離陸重量 | 250,000 0kg |
航続距離 | 7,900km |
生産数 | 2機 |

世界の傑作機 (No.106) 「XB-70 ヴァルキリー」