j100928最近何かと話題の尖閣諸島をめぐる中国の横暴に危機感を覚える国民も多いかと思います。中国の急速な経済成長と合わせるように軍事力も増強されており、昔のような質より量から劇的な変化を遂げています。保有する戦闘機も独自開発する等侮れない存在となってきました。J-10はイスラエルが開発していたラビ戦闘機の開発スタッフを「農業技術者」という名目でイスラエルより招聘し開発したとされる中国人民解放軍空軍最新戦闘機です。


■J-10B

2009年に確認されたJ-10Aの改良型。インテークの形状変更やIRSTの搭載が行われているとのこと。



性能の詳しいスペックは公表されておらず、総合的な能力はF-16C/Dに匹敵するとの見方もあるが詳細は不明。4重のフライ・バイ・ワイヤ、多機能ディスプレイ、アビオニクスも最新ロシア・イスラエル製のものと予想されています。
台湾海峡等に配備されていると考えられているので、今後の日本にとって警戒すべき戦闘機と言えると思います。

原型初飛行 1998年3月23日
全幅 9.75m
全長 16.43m
全高 5.43m
乗員 (J-10A)1名(J-10S)2名
エンジンLyulka-Saturn AL-31F A/B 122.6kN ×1
最大速度 M1.85-2.2
最大離陸重量18,000kg
航続距離3,000km
生産数約110機(約300機まで量産中)


誰も報じない中国の真実−本当は何が起きているのか! 日本人必読 (OAK MOOK 180 撃論ムック)
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