YAL-1A

米軍が弾道ミサイル迎撃用に開発していたエアボーン・レーザ実用試験機『YAL-1A』の写真です。同機は747-400Fを改造しメガワット級の高出力化学レーザーを照射可能なターレットを機種に管制システム、レーザー発生装置を機内に搭載したもので、弾道ミサイル迎撃の実験を2002年12月からエドワーズ空軍基地内のバーク飛行試験施設で行ってきました。迎撃はレーザーでミサイルを溶断するのではなく、燃料タンクなどに照射し圧力差による破壊もしくは軌道を変えることを目指しており、2010年2月には上昇段階の弾道ミサイルを捉え破壊することに成功しています。計画では7機程が導入され専門部隊発足が予定されていましが、アメリカの財政難と軍事予算削減により2011年12月12日、開発凍結が決定。機体はデビスモンサン空軍基地でモスボール状態で保管されることになります。技術開発そのものは継続され、より小型軽量化を目指し無人機やAC-130等のガンシップへの搭載を目標としています。