XRS-2200

アメリカ航空宇宙局 (NASA) とロッキード・マーティンが開発していた単段式再使用型宇宙往還機用リニアエアロスパイクエンジン「XRS-2200」の燃焼テスト映像です。1996年2月よりスペースシャトルの後継機として実証モデル(X-33)が開発されることになり、理論上軽量で高度に関係なく高い推力と比推力を安定して発揮できるリニアエアロスパイクエンジンが搭載されることになります。開発はアメリカの液体燃料ロケットエンジン大手「ロケットダイン」が担当。同社は1960年台より従来のベル型ノズルとは大きく構造が異なるスパイク型ノズルの研究を重ねており、円錐状から壁状とし複数のエンジンを連続的に取り付けた「XRS-2200」を開発しました。2000年2月3日、ジョン・C・ステニス宇宙センターにおいて最大出力で125秒間の連続燃焼テストに成功。良好な性能を実証しましたが、冷却問題と銅合金板製ノズルの圧力問題が課題として残りました。2001年3月搭載予定のX-33が重量過多と多くの技術的困難により開発中止が決定し、XRS-2200は搭載されること無くプレジェクトが終了しました。