
KAI(韓国航空宇宙工業)は「韓国次世代戦闘機開発計画」新コンセプト「KFX-E」を公開しました。従来の双発エンジン、2枚の垂直尾翼を有するデザインより小型で限定的なステルス性能を有する軽戦闘機案です。機体は同社の超音速練習・軽攻撃機「T-50(ゴールデンイーグル)」をベースに主翼、胴体の一部を共有しコストと開発期間の短縮。F-16とF-35の中間的な位置づによりロッキード・マーティン社と競合を避ける狙いもあります。KFX計画は現在進行中の第3次F-X選定結果次第でコンセプトもさらに変更される可能性が高く、プロジェクト自体度重なる延期と見直しにより中断が指摘されており、同社では技術リスクの低い新コンセプトで事業継続を進めたいと見られます。