il476

イリューシン設計局が開発した大型ジェット輸送機「Il-76」最新派生型『Il-476(Il-76MD-90A)』がアビアスター社のウリヤノフスク航空機工場で最終組立を行っている写真です。Il-476は新開発された主翼と、燃費・推力が改善された「PS-90A-76」エンジンによりペイロードと航続距離が増加。アビオニクスとコクピットの他、広範囲に設計変更・改修が加えられ性能が大幅に上昇しており、ほぼ別の機体と言ます。開発・製造はイリューシンではなくソ連時代よりAn-124など大型機の製造を行ってきたアビアスター社(Aviastar SP)が行ており、同社はソ連崩壊前のウリヤノフスク航空工業複合体が母体となったメーカーです。2012年9月22日には初飛行に成功、中国、インド、Il-76の運用企業へ売り込みを行る他、Il-476をベースに空中給油機や早期警戒機の開発計画も行っています。